NECC2002はテキサス州サンアントニオのコンベンションセンターで、6月17〜19日開催されました。全米から1万2千人ほどの現場の教師が集まりました。セッションやワークショップの数は約400ほどあり、常設されたコンピュータでキーワード検索でもしないとお目当てのセッションが探せないほどバライティーに富んでいます。
今年大きく変わったのが初日の基調講演。日本で言うところの北野武さんのようなコメディアンであるリリー・トムリン(アメリカでは有名!)だったこと。これまでマイクロソフト、インテル、アップルなどのCEOでしたが、24年目にして方向転換
!? はじめから終わりまで会場は笑いっぱなしでした。
2日目の基調講演は、PBSテレビ局のホール・デビッドソン氏。日本でいうNHK教育テレビのディレクターで、“ビジュアルインテリジェンス”をどのようにのばしていくか、そして、学校教育に視覚教材をもっと導入すべきだと話されました。スチューデントショーケースでもビデオカメラを使った事例発表も多く、見る側として慣れ親しんだビデオから子供達の表現手段のひとつとしての動画へと広がっているようです。
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